WMI取得機能

スクリプトを書かずに簡単に、多くの情報を収集する事ができます。
取得するために設定する項目はクラスのみ、プロパティと条件を指定すれば必要な情報のみも取得できます。

設定

メイン画面左下の[WMI]を選択して設定します。
一番下の空の行に必要な項目を入力してください。

・On/Off:チェックをすると取得し、外すと取得しません。
・取得日数:指定した日数毎に取得します。0にすると毎回取得します。
・名前:自由に指定できます。
・クラス:取得したいクラス名を指定します。
 ※デフォルトの空間名はCIMV2です。それ以外を指定する場合は空間名の後に:を入力してください。
・プロパティ:取得する項目を指定します。項目は,で区切ります。*を指定すると全ての項目を取得します。
・条件:絞り込む条件を指定できます。
・件数:取得した件数が表示されます。
・更新日:最後に更新したPCの日付が表示されます。

削除するときは、削除する行のいずれかのセルを選択し、[dellet]キー又はツールボタンの「削除」で行います。 行を選択して削除すると複数の行を削除できます。

空行のOn/Offにチェックを入れると設定画面を表示できます。

空間名リストを選択するとクラスリストが更新され、クラスを選択するとプロパティが更新されます。
必要なプロパティにチェックをしてください。何もチェックしないときは、全てを取得します。
クラスリスト上部のテキストボックスに入力するとクラスを検索できます。空間名を選択していない場合はCIMV2から検索します。

WMIログの表示

メイン画面左下の[WMI]を展開しサブノードを選択すると表示します。


取得中にエラーが発生した場合は、WMI_Errorプロパティが表示されます。
エラーが記録されているPCの情報は、過去に取得したデータです。

設定例

名前クラスプロパティ条件
プロセス情報Win32_Process*
ネットワークアダプターWin32_NetworkAdapterConfiguration*
イベントログWin32_NTLogEvent*
OS情報Win32_OperatingSystem*
プリンタWin32_Printer*
システム情報Win32_ComputerSystem*
CPU情報Win32_Processor*
ディスク情報Win32_LogicalDisk*
ネットワークアダプターWin32_NetworkAdapter*
プラグアンドプレイデバイス情報Win32_PnPEntity*
実行中のサービスWin32_Service*State='Running'
ドライブ情報Win32_DiskDrive*
アカウントWin32_UserAccount*
ソフトウェアWin32_Product*
シリアル番号Win32_ComputerSystemProduct*
BIOS情報Win32_BIOS*
※権限等やOSの違いによって取得できない場合があります。
※情報の取得のみで書き込みには対応していません。

拠点サーバーを使用している場合

マスターサーバーの設定が拠点サーバーへコピーされます。
拠点サーバーで設定した項目は削除されます。


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