クライアント側のインストール

.NET Frameworkのインストール(クライアント側での作業)
.NET Framework 3.0か3.5をインストールしてください。
Windows 7とVistaには既定でインストールされています。
※.NET Framework 4.0を入れても問題はありませんが、4.0のみでは動作しません。
※Windowsのバージョンと既定でインストールされている.NET Frameworkのバージョンについてはこちらを参照してください。

エージェントファイルの作成(サーバー側での作業)
エージェント作成ボタンを押し、作成するエージェントの種類を選択します。
PCログ記録機能やPC稼働状況記録機能を使用する場合は常駐エージェントを選択してください。

作成ボタンを押すとデスクトップに次のようなエージェントファイルが作成されます。


エージェントのインストール(クライアント側での作業)
サーバーで作成したエージェントファイルをクライアントPCの適当な場所(デスクトップなど)で実行します。
エージェント実行中にはタスクトレイに図のようなアイコンが表示されます。
常駐エージェントでは常に表示され、常駐以外のエージェントでは実行中(3〜10秒)のみ表示されます。

※Vistaと7の場合は初回のみ[管理者で実行]で実行してください。普通に実行しても問題ありませんが、スタートアップ登録がHKEY_CURRENT_USERになります。
※エージェント起動時に通信がブロックされた場合、「ブロックを解除する」等を選択して通信を許可してください。1回目、2回目の起動時とバージョンアップ後にブロックされる場合があります。
※常駐・非常駐エージェントはインストールするとスタートアップに登録され、PC起動から30秒後に実行されます。
※タスクトレイにアイコンを表示したくない場合は、オプションの「タスクトレイにアイコンを表示する」のチェックを外してください。
※通常、32bitOSでは32bit動作、64bitOSでは64bit動作ですが、64bitOSで正しく動作しない場合は32bit動作のagent32.exeをagent7.exeに名前を変更して使用してください、その場合レジストリ情報が正しく取得できない場合があります。
※エージェントのファイル名は[IPアドレス@DBパスワード@エージェント種類]です。エージェント種類は@1が常駐、@2が非常駐、@3がワンタイムです。手動でファイル名を変更しても問題ありません。

トラブルシューティング
エージェントがサーバーに接続できない場合はタスクトレイに赤いアイコンが表示されます。
その場合は以下の事を試してください。
・サーバー上でエージェントが動作するか確認する。(データベースの動作確認)
・PINGコマンド等でサーバーとクライアントが通信できる状態か確認する。
・サーバーのファイアウォールソフト・ウィルス対策ソフト等をOFFにする。
・クライアントのファイアウォールソフト・ウィルス対策ソフト等をOFFにする。
・サーバーのデータベース設定でTCP/IPを許可する。設定方法はデータベースのインストールを参照してください。
・クライアントからサーバーへのネットワーク経路上にあるルータ等でポート1433がブロックされていないか確認する。

※常駐エージェント以外でサーバーに接続できない場合はアイコンを表示せずに終了します。

エージェント種類比較



ネットワーク構成や運用状況に合わせ、さまざまな運用方法が可能です。
・常駐エージェントではPCログ記録機能やPC稼働状況記録機能を使うことができます。
・非常駐エージェントはスタートアップ時のみに起動し常駐しないためシステムに負担をかけません。
・ワンタイムエージェントはスタートアップには登録せずに実行した時だけインベントリを収集・送信します。
・オフラインエージェントはスタンドアロンマシンの情報をフロッピーディスク等で収集することができます。
・サービス型エージェントは管理者の権限で常駐エージェントを実行しエージェントの動作を監視します。

常駐 非常駐 ワンタイム オフライン サービス型
システムに常駐する × × ×
スタートアップ時に実行する × ×
手動で実行する × ×
実行時にネットワーク接続が必要 ×
FDでの情報収集 × × ×
任意インベントリの収集 ×
インベントリ収集即時実行 × × ×
リモートコントロール × × ×
ファイル配布・実行 ×
ファイル配布即時実行 × × ×
エージェント自動更新 × ×
PC稼働状況記録 × × ×
PCログ記録 × × ×
ファイルログ記録 × × ×
プロセスログ記録 × × ×
モバイルPC × × ×
管理者権限 × × × ×

ファイアウォールの設定

エージェント起動時に通信がブロックされた場合、「ブロックを解除する」等を選択して通信を許可してください。
または、ファイアウォールをOFFにするか以下のポートを開いてください。
ポート番号 プロトコル 備考
1433 TCP エージェントとデータベース間での通信
20-21 TCP FTP用ポート
37773 TCP 常駐エージェントの各種プッシュ実行
37774 TCP 拠点サーバーエージェント

Windowsファイアウォール、ポートの開き方
1、[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[Windowsファイアウォール]→[詳細設定]で[セキュリティが強化された Windows ファイアウォール]画面を開く。
2、[受信の規則]→[新しい規則]を選択し、ウィザードに従い設定。

Windowsファイアウォール、通信許可プログラムの設定
ポートを開きたくない場合は、SQL ServerとFTPサーバーの通信を許可してください。詳しくは以下のサイトを参考にしてください。
データベース エンジン アクセスを有効にするための Windows ファイアウォールの構成方法
Windows Server 2008 R2 のFTPサーバでファイアーウォールが有効の場合に通信できない
Windows ファイアーウォールの設定 - FTP

ログオンスクリプトでの実行方法

logon.batファイルを作成し、内容にエージェントのファイル名を記入します。
ファイル名 logon.bat
内容 192.168.11.2@76B11E2E〜〜F538A7B4.exe

logon.batファイルとエージェントの実行ファイルをドメインコントローラサーバーの以下のディレクトリにコピーします。
システム ルート ディレクトリ\SYSVOL\Sysvol\ドメイン名\Scripts
このディレクトリは共有名がNETLOGONになっている必要があります。
logon.batファイルとエージェントの実行ファイルにはユーザーが読み取れる権限を設定してください。
[ActiveDirectoryユーザーとコンピュータ]でログオンスクリプトを実行させるユーザーのプロパティを開き、[プロファイル]タブのログオン スクリプトフィールドにlogon.batと設定します。
※ログオンスクリプトで毎回実行する場合は、スタートアップに登録しないようにするためエージェント実行時の引数に-dを付けて実行して下さい。
※EasyAssetManagerをバージョンアップした後には、エージェントの実行ファイルを作成し直して使用してください。

オフラインエージェントの使用方法

オフラインエージェントを作成するとデスクトップにagentoff.exeファイルが作成されます。このファイルをフロッピーディスク等にコピーしてください。


上で作成したディスクを情報収集したいPCに挿入してagentoff.exeを実行してください。すると次のようなbatファイルとsqlファイルが作成されます。次にこのディスクをサーバーに挿入してbatファイルを実行してください。コマンドプロンプトの画面が表示されデータベースに情報が保存されます。ディスクの容量が許す範囲で連続的に情報収集することもできます。


サービス型エージェントの使用方法

サービス型エージェントを作成しクライアントで管理者の権限で実行してください。
常駐エージェントはFTPサーバーからダウンロードしインストールしますので、インストール前にFTPサーバーを必ず設置してください。
インストール方法は、「IISのインストール」を参照してください。
FTPサーバーを設置後、agent7.exe、agent8.exeをC:\inetpub\ftprootに配置し、Everyoneに読み取りの権限があるか確認してください。
常駐エージェントは、サービス型エージェント起動後、システムドライブ:\Users\Public\Documents\eamへ配置され起動します。

※アインインストールする場合は付属のuninstall.exeをクライアントで管理者の権限で実行してください。

エージェント動作仕様

エージェント実行ファイル保存場所
XP,2000、システムドライブ:\Documents and Settings\All Users\Documents\eam
Vista,7、システムドライブ:\Users\Public\Documents\eam
※上記フォルダで実行した場合は実行後30秒後から動作を開始します。
※ユニークIDも上記フォルダにGUID.txtとして保存され、全ユーザーで共通に使われます。

レジストリ登録
常駐・非常駐エージェントは次の位置にレジストリの登録を行います。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run]
[HKEY_LOCAL_MACHINE]への登録が失敗した場合は[HKEY_CURRENT_USER]に登録します。
[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run]

※旧型については旧型エージェント動作仕様を参照してください。

トラブルシューティング

全てのクライアントで情報収集ができない
サーバーのファイアウォールソフトなどをOFFにしてください。

特定のクライアントで情報収集ができない
・クライアントのファイアウォールソフトなどをOFFにしてください。
・PINGコマンド等を使用してそのクライアントとサーバーが通信できる状態か確認してください。

情報収集ができない(エージェント起動後、プロセス一覧に出ないか出てもすぐに消える)
エージェントの動作に必要な権限があるか確認してください。

情報収集ができない(エージェント起動後、プロセス一覧に10秒〜20秒出てから消える)
サーバーに接続できずにタイムアウトになっています。通信経路の確認とサーバーでファイアウォールソフトが動いていないか確認してください。

エージェント起動時に発行元不明のダイアログが表示される
ダイアログの「この種類のファイルであれば常に警告する」のチェックをはずしてから実行を選択してください。

CPUやメモリが占有される。
以下のフォルダのapplog.txt、filelog.txt、printlog.txtをいったん削除してください。
XP,2000、システムドライブ:\Documents and Settings\All Users\Documents\eam
Vista,7、システムドライブ:\Users\Public\Documents\eam
削除しても直らない場合は常駐以外のエージェントを使用してください。

Norton AntiVirusのSonar機能によってエージェントファイルが削除される。
Sonar機能をOFFにするかホワイトリスト(除外リスト)に登録してください。

サーバー側のバージョンアップ後、クライアント側でエージェントが起動しなくなった(プロセス一覧でエージェントが出てもすぐに消える)
エージェント自動更新に失敗しています。次の事を確認してください。
・サーバー側のFTPサービスが動作しているか。
・FTP転送が禁止されていないか。(パーソナルファイアウォールの設定、ウィルス対策ソフトの設定、グループポリシー等の設定)
・サーバーのC:\Inetpub\ftprootフォルダのファイル(agent7.exe、agentup.exe)にEveryone/Users等に対するアクセス許可があるか。(初期設定で問題ありませんが、他のフォルダからコピー&ペースト等をすると変更される場合があります。)
・サーバー側をバージョンアップした場合、新規インストール用のエージェントは作成し直したものを使用してください。(ログオンスクリプトで指定するエージェントファイルも同様)
以上の事を試しても解決しない場合はエージェントをインストールし直してください。
エージェント自動更新を行わずに通常動作に戻す場合はtb_AgentVersionテーブルのAgentVersion列の値を0にしてください。
データベースにアクセスするにはSQL Server 2008 R2 Management Studio Expressなどを使用してください。

ユニークIDについて
ユニークIDはランダムな文字列が割り当てられます。桁数が多いので重複することはまずありません。
ユニークIDが保存されているファイルを削除すると、新しいユニークIDが生成されるので、PC情報台帳にユニークIDだけが異なるデータが複数できることになります。

複数ユーザーで使用するPCの場合
管理者権限でエージェントをインストールすれば全ユーザーでエージェントが起動するようになります。
ユーザー権限でエージェントをインストールした場合は、そのユーザーのみでエージェントが起動します。(管理者権限で起動した場合を除く)
複数ユーザーで使用する場合でもユニークIDは共通で使われるので、必要なライセンスは1台分になります。

XP HomeとXP Proでごくまれにエージェントインストール時にntdll.dllのエラーが出る(旧型エージェントのみ)
Microsoft Updateを実行しOSを最新の状態にしてください。
それで直らない場合は、そのPCにはインストールできません。

Win2000や.NET Framework3.0以上がインストールされていないPCでの使用方法
eamフォルダにあるagent712.exeファイルをagent7.exeに名前を変更して使用してください。agent712.exeは.NET Framework2.0用のエージェントファイルです。Ver7.12までの機能を使用できます。自動更新機能はありません。

Buffalo製USBメモリRUF2-HSC-TVA3に含まれるSecureLockManagementSystemを使用するとエージェントが終了してしまう
eamフォルダにあるantihook32.dll(32bitOS用)とantihook64.dll(64BitOS用)を配布してください。
自動でインストールする場合は、C:\Inetpub\ftprootフォルダにantihook32.dllとantihook64.dllとins_antihook.txtを配置し、ins_antihook.txtを配布してください。
antihook.dllを削除する場合は、del_antihook.txtを配布してください。
Ver7.16g以降のエージェントで動作します。


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